IPCOの先進的な技術開発
IPCOは金沢工業大学COI研究推進機構と協業でダブルベルトプレスによる炭素繊維強化樹脂の製造プロセスを研究・開発を進めてまいりました。
これまでの課題
ダブルベルトプレスは一つの連続した工程の中に、加熱・冷却・加圧のプロセスをユーザーの製造パラメーターに合わせてあらゆる製造ニーズに対応できる大きなメリットがありますが、炭素繊維樹脂の成形プロセスは従来の成形方法では0.2m/minの成形速度でした。
開発成果
金沢工業大学COI研究機構とIPCOの共同開発でダブルベルトプレスを用いた樹脂含侵成形プロセスを効率化、高速化するための余熱プロセスを開発いたしました。樹脂含侵工程の圧力を付加する前工程で、余熱装置及び加熱式ドラムにより材料に熱を加え樹脂含侵速度を高速化するプロセスです。成形速度は従来の0.2m/minから1m/minと大きく改善する成果を得ています。
関連リンクについては下記をご参照ください。
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